布団本体よりも体に近い寝具

 寝具における「カバー」「シーツ」をどの様に捉えていますか?布団本体の汚れや傷みを防止するサポート的な道具だと思っていませんか?

 それはそれで間違っていないんですけど、カバーやシーツって布団本体よりも体に近い寝具なんです。枕カバー(ピローケース)に至っては顔に直接触れる寝具です。

そんなカバーやシーツの選び方1つで、睡眠はもっと気持ち良く、もっと楽しくなりますよ♪

汗を良く吸う「自然素材」

カバーやシーツは

体に近い寝具なので

吸湿性(汗を吸う力)

非常に重要なポイント!

 石油から化学合成される化学繊維ではなく、植物や生物から採取する「自然素材」がオススメです。カバーやシーツとして使われる事が多い自然素材は「綿(コットン)」「麻(リネン・ラミー)」「絹(シルク)」ですね。

 綿が一番品数も多いですし、価格や取り扱いのしやすさを考えても一番オススメです。高温多湿の日本の夏に使う場合は麻がイチオシです。肌触りの良い麻は少し高価ですけど、洗濯の時の脱水時間に気を付ければ長持ちします。麻は濡れている状態だと非常に強度が高く耐久性の良い繊維なんです。

化学繊維は安価だけど…

ポリエステルなどの化学繊維は自然素材と比べて安価ですが、汗吸いが悪いので蒸れやすくなって布団が活きません。寒いはずなのに布団を蹴飛ばしているなんて現象の原因がカバーの素材だったなんて事例は非常に多いです。それに静電気が発生しやすいので使っているうちに毛玉が付きやすく、肌触りが微妙な感じになります。

素材は同じでも肌触りが違う

 綿とか麻はあくまでも素材の事です。その素材を「どの様な生地に加工するか」でも違いが生まれます。特にカバーやシーツって肌触りも大切ですよね?今の季節、今の気分で包まれたい肌触りを探してみましょう。

店内に

綿100%の生地見本を展示

肌触りの比較

出来る様にしています

綿と聞くと冷たいとイメージする方へ

寒い季節にカバーは「綿」をオススメすると「綿は冷たい」「綿はヒンヤリするから嫌」と、返答される方はまだまだ多いです。綿を使って『ガーゼ』、『ニット』、『パイル』といった暖かみのある生地のカバーを是非知って頂きたいと思います。

色々なカバーやシーツが揃います

掛ふとんカバー

敷ふとんカバー

フラットシーツ

BOXシーツ
ワンタッチシーツ

枕カバー
(ピローケース)

ピローシーツ
(枕用のシーツ)

掛ふとんカバーの付け替え時短テク

そうは言っても布団カバーの付け替えって大変だからなぁ~って思った方、寝具業界では常識の『時短テク』を使えば布団カバーの付け替えはとっても簡単に出来ます。この方のYouTubeが分かりやすいです。

パッケージから出すと印象が変わる

 普通は寝室の中で寝具が占める面積は広いです。するとカバーのデザインが寝室の雰囲気を大きく左右します。パッケージのままじゃなく、商品ポップの画像だけじゃなく、「実物」も見たいと思いませんか?

主要な掛ふとんカバーは実物を展示しています