ウメナ寝具では「その人に会ったより良い眠り」を届けるために、眠りに関わる3つのファクター「寝具」「生活習慣」「寝室環境」をトータルで考えます。

快眠アドバイス

快眠アドバイスは当店に寄せられた睡眠や寝具に関する相談とその対応の記録です。

このページでは最新の快眠アドバイスと、これまでに行ってきた快眠アドバイスから今注目のものを掲載しています。

バックナンバーからはこれまで行ってきた全ての快眠アドバイスを見ることが出来ます。こちらは当店のBLOG(アメブロ)へリンクしています。

最新の快眠アドバイス  2018年4月17日

『寝具の最適な組み合わせ』

先月、お隣の沼津市からいらっしゃったお客様の話です。

夫婦でいらっしゃいましたが、困っていたのは奥様の方でした。40代後半から50代前半ぐらいの年齢だと思います。

毎日起きたら腰が痛くて、そうならない寝具をお探しでした。

まずはどんな寝具を使っているか尋ねると、有名家具メーカーの金属コイルベッドマットレスに有名寝具メーカーの硬い温熱敷ふとん(電気で暖める敷ふとん)を重ねて、これも有名寝具メーカーの羊皮を使った厚手の敷パッド(わた入りムートンシーツ)を一番上に敷いていました。

これ、ネットに掲載の金額から計算すると総額でシングルサイズ80万円近く。しかもセミダブルサイズをお使いだったので、100万円ぐらいかな。しかも購入して2年も経っていないそうです。

ちなみにベッドマットレスは一般的な金属コイルのみを使用したタイプではなく、最近流行りの金属コイルを柔らかいウレタンフォームでサンドするタイプです。低反発のウレタンではありませんでした。

この硬いモノに柔らかいモノを重ねる構造は良いと思います。ただ、この柔らかい層が先にヘタってくるはずなので、“取り外しできる様にして、その部分だけ交換出来る様にしたらもっと良いのにな”と、いつも思いますが。

ご年齢や体の状態を考えれば、これに羊皮を使った敷パッドで充分な気もします。温熱敷ふとんを外してそうしたらどうですか?とも提案しましたが、購入した品は出来るだけ使いたいし、どうも寝具が温まった状態で眠れる事は気に入っているみたいで温熱敷ふとんは外したくないとの事。

その為、この温熱敷ふとんを使う事を前提に最適な組み合わせを考える事にしました。最大の問題はこの温熱敷ふとんが硬すぎる事です。これが体の近い部分にあると耐圧分散性(フィット性)を悪くする要因になります。つまり、この温熱敷ふとんは体から遠ざけて、でも熱を逃がさない・熱は伝える。そんな耐圧分散性のある敷寝具を乗せる事になります。

そこでマニフレックスのメッシュ・ウィングを提案しました。11cmの厚さがありますがマニフレックスのエリオセルという芯材は非常に通気性が良いので熱の伝導も良く温熱敷ふとんを乗せても熱がしっかり伝わります。温熱敷ふとん程度の熱で変形する事もありません。

もちろん温まった状態にするには、眠る直前ではなく事前にスイッチを入れないといけませんけど。

下から温熱敷ふとん、メッシュ・ウィング、羊皮の敷パッドという組み合わせです。この方法だとベッドマットレスは諦める事になります。また旦那様とベッドの高さが合わなくなってしまいますが、そこは起床時の腰の痛みを改善する方が優先でした。

ちなみにベッドマットレス、温熱敷ふとん、羊皮の敷パッドという現状の組み合わせで、温熱敷ふとんと羊皮の敷パッドの間にイタリアンフトンⅡを挟む事も考えましたが、これは現状すでに寝具全体の高さがかなりあって、更に何かを加えると高さが出過ぎるので奥様が嫌がりました。

一度寝具で失敗している事もあり、シングルサイズでしたが1週間の「敷寝具レンタルサービス」を利用し、メッシュ・ウィングを使ったこの提案でちゃんと眠れる事を確認して安心してご購入頂きました。

お使いの寝具達を購入した時がどんな状況だったかは分かりませんが、販売した側が「その寝具を使ってどうなるか」をもう少し深く考えてあげれば良かったのにと思います。高級食材も料理の仕方を誤ると美味しくならないのと同じ感じですかね。

非常にもったいないですが、廃棄することになったベッドマットレスが写真の品です。ベッドフレームが一緒じゃないとリサイクルショップで買い取ってもらう事も出来ないのです。

ちなみに、今回ご購入頂いたメッシュ・ウィングのSDサイズは税込で46,332円です。シンプルに快適な睡眠・熟睡を求める場合、その方の体の状態が余程特殊な状態で無い場合、寝具単体に何十万ものコスト・費用は必要ないと私は思います。

当店でも温熱敷ふとんや羊皮の敷パッドを扱っていますが、あくまで選択肢の1つであり、快適な睡眠・熟睡を得る為のファーストチョイスではありません。そこに至るまで様々な商品、生活習慣や寝室環境改善の提案が色々とあって、むしろ最後の選択肢だと思っています。

睡眠や寝具に関する相談は電話やメールでも受け付けていますので、お気軽にどうぞ。

今、注目の快眠アドバイス  2017年4月18日

『マニフレックスと類似品の決定的な違い』

当店の厳選敷寝具のひとつ、高反発素材を使ったイタリア製熟睡寝具「マニフレックス」ですが、高反発寝具ブームの市場には似たような製品がたくさん出回る様になりました。その為、お客様から“類似品との違い”を質問されることが本当に多くなりました。

マニフレックスと高反発をうたう類似品。お客様が手に入れることのできる客観的な情報をもとに考えた場合、その決定的な違いは「歴史」かもしれません。

マニフレックス社はイタリアで創業したのが1962年です。50年以上も前から存在する会社であり、製品なのです。この話をお客様にすると、度々「マニフレックスってそんな昔からあるの!?」ってビックリされます。

●詳しくは公式Webサイト「マニフレックスについて」をご覧ください。
⇒http://www.magniflex.jp/about/

日本で販売が開始されたのは1993年です。Jリーグが開幕し、ドーハの悲劇があった年ですね。日本における販売の歴史をみても20年以上も続く話なのです。

最近の高反発寝具ブームの火付け役は恐らく浅田真央さんがCMキャラクターをしていたエアウィーブでしょう。しかしマニフレックスはそのずっと前からスプリングを使わないベッドマットレス・高反発寝具という概念を日本に持ち込んでいたのです。

高反発寝具の“元祖”はマニフレックスなのです。

そして最長15年という耐久性保証も当時からです。その様な長期保証を付けて20年以上ちゃんと商売が成り立っているのです。

加えてベッドマットレスを中心とした敷寝具(敷ふとんや三つ折タイプなど)と枕、シーツの様な敷寝具補助品販売のみで積み上げた歴史です。掛ふとんなどのタイプの違う製品作りには手を出していません。

それは軸となっているマットレスの性能の良さが高く評価されているからこそだと思います。

最近、この歴史が下した評価は“重いな”と感じていますね。世界90ヶ国に輸出されるまでに至ったのにはちゃんと意味があるんだなとも思います。

ちなみに当店ではマニフレックスを2003年から取り扱っています。初期の頃に購入したお客様が買い替えでご来店頂くことがチラホラ増えてきましたね。

昔に比べると種類が豊富になっていてビックリされます。これだけ増えると取り扱う側としては大変なのですが(笑)

そう言えば昔はプロ野球楽天イーグルスの松井稼頭央選手がアドバイザーをしていたなぁ~。当時は西武ライオンズの選手でしたが、確かメジャーに渡る際に当時ヤクルトスワローズの青木宣親選手と交代したんですよね。懐かしい…。

また、当店では自社責任でマニフレックスを洗っています。恐らくマニフレックスを使っている方の最大の悩みがカビの発生ですが、発見が早ければ洗ってキレイになります。

それからカタチは変形していなくても押し返す力(反発力)が弱くなってしまった場合も、洗ってしっかり乾燥させると反発力がかなり復元します。

台所にあるスポンジを想像してもらえれば分かりやすいと思います。水分を含んでいる時はフニャフニャですが、湿気が飛ぶとパシッとしますよね。マニフレックスの芯材エリオセルも似たようなものです。

●詳しくは当BLOG記事
・お店の日常 2015年5月1日更新
マニフレックスの反発力を戻す『乾燥処理法』

・快眠アドバイス 2016年6月17日更新
『マニフレックスの"暑さ"と"カビ"対策』

販売の歴史が長い分、使用後の問題点や予防手段や対策方法にも蓄積があります。

生産者目線ではなく“取扱店目線”で色々とアドバイスをしますので、お気軽にご相談下さい。

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