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快眠アドバイス

快眠アドバイスは当店に寄せられた睡眠や寝具に関する相談とその対応の記録です。

このページでは最新の快眠アドバイスと、これまでに行ってきた快眠アドバイスから今注目のものを掲載しています。

バックナンバーからはこれまで行ってきた全ての快眠アドバイスを見ることが出来ます。こちらは当店のBLOG(アメブロ)へリンクしています。

最新の快眠アドバイス 2021年11月28日

『せっかくの羽毛ふとんもカバー選びで失敗すると…』

寒くなると電気毛布を使わないと眠れない人もいると思います。

そして電気毛布を使っている人の中には電気毛布のスイッチを付けっぱなしで寝てしまう方もいると思いますが、付けっぱなしは非常に危険です。

そもそも電気毛布は人を温める道具ではなく寝具を温める道具です。寝る前にスイッチを付けて寝具を温めておき、寝る時にはスイッチをオフにしなければいけません。

電気毛布のスイッチを入れた状態(体を電気で温めた状態)で眠ると、脱水症状心筋梗塞脳梗塞のリスクを高める事が分かっています。

寝ている間に"万が一"が起きたら大変ですからね。

それから人は寝ている間に体温を下げないといけません

体温の低下を妨げると熟睡感(グッスリ感)に乏しい質の悪い睡眠になります。その様な質の悪い睡眠は免疫力の低下に繋がる事生活習慣病認知症の罹患リスクを高める事も忘れないでください。

そこで是非、眠る前に電気毛布のスイッチをオフに出来ない場合は使っている 『寝具(ふとん)の見直し』 をしてみましょう!

見直しによって電気毛布のスイッチをオフに出来る可能性は高いですからね。

『見直しポイントその①』

【羽毛ふとんのダウン量、使用年数、ふとんカバーの素材】

A、羽毛ふとんのダウン量は適切か?ダウン量は保温力に関係する

掛ふとんに羽毛ふとんを使っている場合は、まずダウン量、つまり羽毛ふとんの中身の量をチェックしましょう。

質の良いダウンを使っていても中身の量が少なければ保温力の無い(温かくない)羽毛ふとんになります。

特に新しいのに温かく感じない場合は品質表示の「ダウン量」と「ダウン率」を調べて教えて下さい。冬用の羽毛ふとんとして適切かどうかをアドバイスします。尚、ダウン量は「充填量」と表記されているケースが多いです。

B、羽毛ふとんは何年使っている?長年使えば保温力は低下する


生地が破けない限り使い続ける方が多い羽毛ふとんですが、使っていれば徐々に保温力は落ちてきます。

ちょっと思い出してみて下さい。買った当時は毛布を使わなくても充分に温かく眠れたのに、最近は毛布とか薄い掛ふとんを足さないと眠れなくなっていませんか?

もし10年以上使っているなら、丸洗い、作り直し、買い替えの検討をしてみましょう。

羽毛ふとんの「状態診断・お悩み相談」【無料】で予約不要いつでも行っています!!

C、ふとんカバーの素材がポリエステルじゃないか?


羽毛ふとんは基本的にふとんカバーを付けて使う寝具です。このカバーも忘れずにチェックしましょう。

最近は毛布の様な肌触りのカバーがあり、この様なカバーは温かそうに感じますが、素材がポリエステルだと蒸れてしまって夜中に布団ごと蹴飛ばす可能性が高まります。これではせっかくの羽毛ふとんが活きません。

それと、ポリエステル等の化繊は静電気が発生しやすいので室内に漂う埃も吸い寄せますよ。

カバーは汗吸いの良い「綿」にしましょう。

綿は肌触りがヒヤっとして使いたくないと思っている方、その綿はブロード、シーチング、サテン等の生地の事だと思います。綿でも毛布の様な肌触りのカバーはあります。

《羽毛ふとんを使っていない場合》

国内の羽毛ふとんの総販売総数は日本の人口を数年前に超えました。何十年と使える羽毛ふとんなので、日本人全員が羽毛ふとんを持っていると考えても差し障りない時代です。ただ、色々な事情で羽毛ふとんを使っていない方もいます。

その方のケースも紹介しておきましょう。

「綿わたの掛ふとん」を使っているなら

そろそろ「打ち直し」をしませんか?

綿わたの掛ふとんの打ち直しの目安は5年です。打ち直しをすると湿気が飛んでふんわりと保温力が回復しますよ。冬用の綿わた掛ふとんの正常時の膨らみは冬用の羽毛ふとんと比べても遜色ありませんからね。

重さが欠点ですが、羽毛ふとんよりも汗吸いが良い点は長所です。羽毛ふとんが使い辛いと感じる方の多くは代謝が良く汗っかきさんですからね。

また、打ち直しをしていないとダニやノミが発生するリスクも高まります。生地が破けてからじゃなく、最長でも5年経ったら掛ふとんは打ち直しましょう。

「羊毛混わたの掛ふとん」「化繊わたの掛ふとん」を使っているなら

当店の「一番安価な羽毛ふとん」でOKなので試しに使ってみませんか?

羽毛に対してアレルギー反応が出てしまう場合は使えません
が、そうじゃない場合は是非使って下さい。特に化繊わたの掛ふとんに比べたら温かさは桁違いだと思います。

尚、
埃を気にする方でも羽毛ふとんは使えます。基本的に埃は羽毛ふとんの中から発生するモノじゃなく、室内にある様々な生地製品が擦れて発生し、それが何らかの原因で羽毛ふとんに付着するだけです。化繊の生地の羽毛ふとん、化繊のふとんカバーを使っていると静電気により付着しやすいですね。

埃を気にする方は必ず綿100%の生地の羽毛ふとん、綿100%のふとんカバーを選んで下さい。当店で選ぶと、必然とどちらの条件もクリアした品になります。

また、日本で販売されるほとんど全ての羽毛ふとんは中身のダウンが吹き出さない様に非常に気密性の高い生地を使っています。羽毛ふとんの中から埃が出る様な羽毛ふとんは、ダウンも一緒に出てきてしまいますので、そもそも製品として成り立ちません。

『見直しポイントその②』

【寒さ対策で意外と盲点な背中側のベッドや敷ふとん】

人は背中で寒さを感じやすい


背中は人にとって寒さを感じやすい部位です。つまり寒がりさんほど背中側にある「敷寝具」への寒さ対策が必須になります。

寝具の寒さ対策となると、掛ふとんとか毛布とか体に掛けるモノばかりに目がいきやすいんですよね。これは市場に出回る冬用寝具のメインが掛ふとんや毛布だからだと思います。

是非、これをキッカケに体の背中側にある寝具の大切さに気付いて下さい。

まず、金属コイルのベッドや硬いマットレスで寝ている場合フィット感が出るウールや綿の「ふわふわのベッドパッド」を重ねてみましょう。

寒さ対策には自然素材を使って体に対するフィット感を作る事が重要です。土台となるベッドやマットレスがしっかりしていればふわふわのベッドパッドを重ねても姿勢が崩れる事は基本的にありません。もちろん、ふわふわ過ぎたらダメですけど、ベッドパッドという名称の寝具でふわふわ過ぎる事は無いと思います。

次に敷ふとんの場合です。まず綿わたの敷ふとんをお使いなら「打ち直し」のタイミングかもしれません。綿わたの敷ふとんの打ち直しの目安は3年です。ただ、干しても膨らまないとか、重たく感じたら3年経っていなくても打ち直しのタイミングですよ。

その他の敷ふとんの場合はベッドと同じ様にフィット感を作れる「ふわふわの敷ふとん」を重ねて「2枚敷」スタイルにしてみましょう。

逆に自然素材のふわふわの敷ふとんだけで寝ている場合は、その下に「硬い敷ふとん」や「マットレス」を敷いて床から少しでも距離を取りましょう。

それから、敷寝具に被せるシーツや敷パッドもふとんカバーと同じで「綿」を使った毛布の様な肌触りの商品がありますので、こちらも一緒に使うとベターです。

もし、シーツや敷パッドが化繊のモコモコした商品だと蒸れてしまいます。敷寝具がその様な状態だと寝相が悪くなり、敷寝具から体がはみ出る可能性が高まりますので要注意です。

『見直しポイントその③』

【掛ふとんの内側に使えて素早く暖まる毛布】

ウールやカシミヤのセーターと同じ


電気毛布とは別に毛布を使っていますか?

使っている方はその毛布の「素材」をチェックしてみましょう。

毛布は素材によって使い方が異なります。

ポリエステルやアクリルといった化繊素材の場合は体から遠ざけないといけませんので、掛ふとんの上に乗せて使います。

ウール、カシミヤ、キャメル、シルク、綿(コットン)といった自然素材の場合は汗吸いが良いので体の近くに使ってOKです。掛ふとんの下(内側)に使っても良いですし、敷ふとんやベッドに敷いても良いです。

そんな毛布の中で電気毛布のスイッチを切れない様な寒がりさんにオススメするのは「純毛の毛布」です。具体的にはウール(羊の毛)カシミヤ、それからキャメル(ラクダの毛)です。当店には置いていませんがアルパカやビクーニャといった種類もありますね。

この理由は毛布ではなく、衣類で考えれば分かりやすいと思います。冬になり防寒着として使う事になるセーターやマフラーにはウールやカシミヤで作られた品があります。これらは薄いのに非常に暖かいですよね。毛布も同じです。

吸着発熱能力の高い動物性繊維のウールやカシミヤ、それからキャメル等の純毛の毛布は見た目の薄さを忘れるほど素早く暖かくなり、吸湿性があるので掛ふとんの内側に使える理想的な毛布なのです。

特に夜中に目が覚めてしまった時に布団の冷たさで再入眠が出来ない方にオススメですよ。

動物性繊維はチクチクすると思っている方は触って確かめて下さい。カシミヤなら文句無いと思いますし、最近はウールでもチクチクしない毛布が沢山ありますので。

『見直しポイントその④』

【足が冷えて寝付けない時は睡眠用の靴下】

シルク素材なら履いたまま眠ってOK


人は眠る時に深部体温を下げようとします。その時にいったん手足を温め、温めた体温を正常に戻す時の熱放散を利用して深部体温を下げます。つまり手足が冷えていると人は眠るのが困難になるのです。

赤ちゃんやお子さんに関わっている方は知っていると思いますが、赤ちゃんやお子さんの手足が温かくなった時は眠くなったサインです。これは大人でも同じなのです。

特に足は心臓から遠く冷えやすいので、足を温める「靴下」を履いてみましょう。この靴下も当然ですが化繊のモコモコしたタイプはオススメしません。化繊の靴下はスグに蒸れて脱ぎたくなってしまい、脱ぐと足の表面に付着した汗が気化して足を冷やしてしまいますので。

自然素材がオススメですが、特に「シルク(絹)」素材なら熱放散を妨げないので履いたまま眠れますよ。睡眠用の靴下は締め付け感が無いように出来ていますしね。

ちなみに睡眠用の靴下が寝ている間に脱げているという状態(起きると靴下を履いていない状態)は、ある意味で正常です。

スムーズに寝つけていてこの状態なら、しっかり熱放散が出来ている証拠です。

『見直しポイントその⑤』

【もっと重要視されるべき体に一番近い寝具パジャマ】

綿のニットキルトパジャマがオススメ

睡眠中に体の一番近くで冷えから守ってくれる寝具が「パジャマ」です。パジャマ選びに間違うと良い布団や毛布を使っても効果半減になりますからね。侮ってはいけません。

さっそく今着ているパジャマ(寝ている時に着ている服)に吸湿性のある「綿」が使われているかチェックしましょう。スウェットやモコモコのパジャマを着ている方は要注意ですね。

冬用の綿のパジャマは「ダブルガーゼ」「スムースニット」、後は起毛されている「ビエラ」「ネル」といったタイプがあります。

寒がりさんには特に綿の「ニットキルト」タイプがオススメです。綿の生地に化繊わたを薄くサンドしている生地なので、暑がりさんにはオススメしませんが、寒がりさんなら肌に触れる生地が綿なので充分に快適に着られますよ。

パジャマの下に肌着を着る方はそちらの素材にも注意しましょう。起きている時と寝ている時では着ているモノに求められる機能は異なります。体を締め付けるタイプの肌着、化繊の肌着はオススメしません。

最後に、化繊のパジャマや化繊の肌着を着て眠る事は、美容にも悪影響です。

素材そのものが肌に良くないのと、睡眠の質が落ちる事も肌の新陳代謝の妨げになります。綿のパジャマは良質なスキンケアグッズと同じだと思って下さい。

見直しポイントは以上の5つです。

電気毛布を使っていない方も、冬の睡眠を快適にしたいなら是非参考にして下さい。

電気毛布の使い方に関する相談はもちろん、睡眠や寝具に関するお悩みはささいな事から相談して頂いてOKです。電話やメール、各種SNSでも受け付けていますし、当店のアプリをダウンロードすれば「トーク」というチャット形式での相談も出来ます。お気軽にどうぞ。

【電話番号】055-977-2200(営業時間内にお願いします。)

【E-Mail】info@umena.biz(営業日48時間以内の返信を心掛けています。)

●その他の快眠アドバイス ⇒ http://ameblo.jp/sleepdesigner/entry-11902557375.html

■当店のコンセプト・想い!
当店Webサイト内 ⇒『ウメナ寝具本店が届けたいのは寝具ではなく「良い眠り」』

■今回のアドバイスに関連する当店BLOG記事も是非ご覧ください。
当BLOG ⇒ お店の日常(2019年11月23日)
冬用のあったかカバーは綿素材を選びましょう
当BLOG ⇒ 快眠アドバイス(2015年6月14日)
『寝具の肌触りに騙されてはダメ』
当BLOG ⇒ 快眠アドバイス(2017年9月18日)
『カバーやシーツは肌着と同じ』
当BLOG ⇒ 快眠アドバイス(2017年11月27日)
『寝具の良し悪しは目覚めた時の状態で決める』
当BLOG ⇒ 快眠アドバイス(2016年12月12日)
『風邪をひきやすいのは寝具が“ちゃんと”していないから…!?』
当BLOG ⇒ 快眠アドバイス(2015年10月13日)
『寒いはずなのに布団を蹴るのはなぜ?』
当BLOG ⇒ 快眠アドバイス(2016年4月25日)
『寝相の悪さはふとんの中のムレが原因かも…』
当BLOG ⇒ 快眠アドバイス(2020年5月29日)
『タオルは吸水力が重要だから綿や麻を使っている』
当BLOG ⇒ お店の日常(2019年4月29日)
汗を吸う寝具と汗を吸わない寝具、どちらを使いたいですか?
当BLOG ⇒ 快眠アドバイス(2020年9月28日)
『買ったばかりの羽毛布団が寒く感じる理由』
当BLOG ⇒ 快眠アドバイス(2015年2月19日)
『実はパジャマが一番重要な寝具!?』
当BLOG ⇒ 快眠アドバイス(2020年2月29日)
『パジャマ(ナイトウェア)の素材を確かめて欲しい』
当BLOG ⇒ 快眠アドバイス(2016年1月24日)
『安すぎる羽毛ふとんには必ず意味がある!』
当BLOG ⇒ 快眠アドバイス(2015年1月12日)
『羽毛ふとんをラベルだけで判断してはいけない』
当BLOG ⇒ 快眠アドバイス(2019年10月31日)
『掛ふとん選びは生地の素材までチェックしよう』
当BLOG ⇒ 寝具のなるほど活用術(2017年1月16日)
『綿のタオルケットを綿毛布として使う』

今、注目の快眠アドバイス【その①】  2021年10月30日

『せっかくの羽毛ふとんもカバー選びで失敗すると…』

今では多くの方が使っている羽毛ふとんですが、使う際には布団カバーが必ず必要です。

カバーが必要なのは羽毛ふとん本体の汚れ防止だけじゃなく、羽毛ふとん本体の側生地に少しでも傷がつくと、中身の羽毛が吹き出してくるからです。

その布団カバーですが、最近は毛布みたいなモコモコのカバーも販売されています。一般的な平織りの生地を使ったカバーだと、冬の寒い季節は布団に入った瞬間がヒンヤリするので、そのヒンヤリ感を無くすために毛布の様なモコモコのカバーが作られました。

恐らく実際に使っている方も多いんじゃないでしょうか。

しかし、このモコモコのカバーには気を付けないといけません。

モコモコのカバーの素材はほとんどが化学繊維、主に「ポリエステル」だからです。

このポリエステルの特徴ですが、衣料品、雑貨、日用品に至る幅広い分野の品質評価試験を実施するグローバル総合試験機関「ボーケン」によると、

《長所として》
・優れた強度、伸度を持っており、衣料用合成繊維の中では耐熱性が高い方で、汎用性に富んでいる。
・水分を吸いにくい(公定水分率 0.4%)ので、乾きが早い。

《短所として》
・吸湿性に乏しく夏の高湿期は蒸れやすい。また、冬の乾燥期には静電気が発生しやすい。
・紡績糸の織り編み物に毛玉(ピル)が発生しやすい。

●一般財団法人ボーケン品質評価機構
ポリエステルについて

と、あります。

布団カバーを使う目的は汚れ防止や側生地の保護と最初に書きましたが、布団本体の『吸湿性(汗を吸う力)』をサポートする事も求められます。

ところがポリエステルで作られたカバーは、綿で作られたカバーに比べて吸湿性が著しく劣るのです。

つまりポリエステルのカバーを使うと布団の吸湿性をサポートするどころか、吸湿性を妨げる事になり、使うとスグに蒸れる布団になってしまいます。冬場に乾燥している地域(雪が降らない地域)ではスグに蒸れる事でスグに温かくなると感じるかもしれませんが、長い時間を快適な状態に保つ事は出来ません。

睡眠は感覚的に一瞬ですが、現実には短い人でも5時間、赤ちゃんの場合は一日のほとんどを睡眠時間に費やしています。

そう、言われたら当たり前ですが睡眠は長い時間にわたって行われる生理現象なのです。

そして、これは人が快適な睡眠をとる為の基本中の基本になる条件ですが、

睡眠中の「寝床内環境(布団の中の環境)」

『温度33℃(±1℃)』

『湿度50%(±5%)』に保つ事が必要です。

想像しやすいと思いますが、スグに蒸れる布団だと湿度50%を寝ている間に保つ事が出来ません。

その為、スグに蒸れる布団を使っているケースでは寝ている間に布団を蹴飛ばしてしまいます。きっと布団の中の湿度を無意識に下げようとするんですね。

買ったばかりの羽毛ふとんが暖かくない気が付くと掛かっていない原因として羽毛ふとん本体の側生地にポリエステルが使われているケースも多いですが、一緒に使う布団カバーの素材がポリエステルというケースも存在します。

それから静電気が発生しやすいという事はホコリを吸い寄せるとも考えられます。喘息やアレルギーがあって、ハウスダストを気にしているならポリエステルや化学繊維の寝具は使わない方が良いと思いますよ。

カバー選びの際には「素材」をしっかり確認しましょう。

ポリエステルではなく吸湿性のある「綿」を使った毛布の様な肌触りのカバーがあります。ずばり「綿毛布」をカバーにした様な商品ですね。私も真冬は愛用しています。これに近い商品で「タオルケット」をカバーしたタイプもありますね。これらなら吸湿性もあるし、触れた瞬間も普通はヒンヤリしません。(外気温が非常に低い場合はこれら商品でも冷たく感じると思いますよ。)

このタイプのカバーの場合は品質表示の『パイル糸』と書かれている部分の素材をチェックして下さい。ここが肌に触れる部分の素材で吸湿性に大きく影響します。

また綿「ガーゼ」「ニット」の生地で作られたカバーも肌触りは平織りに比べてヒンヤリしません。私はちょうど今の季節(秋)や春はガーゼやニットの布団カバーを使っています。

このタイプの場合はカバーの品質表示を確認すれば簡単に分かります。『組成』『品質』等と表記されていると思います。

このガーゼやニットといったカバーですが、これは身近な別のモノで考えると分かりやすいでしょう。

まず一般的なカバーは平織りで、これはワイシャツみたいな肌触りです。寒い季節に肌着無しで着ると、さらっとしてヒヤってしますよね。

次にガーゼですが、これはガーゼタオルが一番身近だと思います。手づくりマスクの肌側の生地にも使われますね。昨年のコロナ第1波の時はガーゼタオルを使ってマスクを手作りする方が多くいらっしゃいまして、ガーゼタオルの入手も困難になりました。

ニットはずばり肌着やTシャツです。

どうですか?ワイシャツと比べればガーゼタオルや肌着の方がヒンヤリしませんよね。

吸湿性のあるカバーを使って欲しいので「綿を使って欲しい」とお伝えすると、綿は冷たいとおっしゃる方がいますが、この方の想像する綿は平織り生地やサテン生地の事です。綿とは原材料の名称で、その原材料をどの様な生地に加工するかで肌触りが変わってくるのです。

綿だから冷たいと思い込まず、とりあえず触って確かめてみましょう。新しい発見があるかもしれませんよ。

綿は自然素材なので化繊と比べると値段は決して安くは無いですが、化繊は快適な睡眠環境を作れないという点や静電気が発生しやすいという点、そしてマイクロプラスチックを発生させるという点で環境にも優しくないですし、表面化していないだけでデメリットの方が大きいと思います。

※マイクロプラスチックについては下記のBLOG記事が分かりやすいと思います
【衣服の洗濯から発生して下水をすり抜けるマイクロプラスチックの問題】
https://lessplasticlife.com/marineplastic/source/microplasticfiber/

全てがそうだとは言い切れませんが、特に日本製のカバーは縫製が丁寧なので耐久性も優れていて長く使えます。安価なカバーを買って数年で破けたり、ファスナーが壊れて買い替えるよりは、少し高価でも長年使い続けられるカバーを使う方が良いとは思いませんか?

カバー選びに失敗して、せっかくの羽毛ふとんの能力を活かしきれないという事も勿体ない事ですし、たかが布団カバーと思わずに少し気に掛けて選んで欲しいですね。

羽毛ふとんやカバーに関する相談はもちろん、睡眠や寝具に関するお悩みはささいな事から相談して頂いてOKです。電話やメール、各種SNSでも受け付けていますし、当店のアプリをダウンロードすれば「トーク」というチャット形式での相談も出来ます。お気軽にどうぞ。

【電話番号】055-977-2200(営業時間内にお願いします。)

【E-Mail】info@umena.biz(営業日48時間以内の返信を心掛けています。)

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今、注目の快眠アドバイス【その②】  2021年9月27日

『羽毛ふとんリフォーム(作り直し)の料金の秘密』

今では多くの方が使っている羽毛ふとんですが、長年使って古くなった羽毛ふとんは作り直せます。

この作り直しのシステムを寝具業界では「リフォーム」と呼んでいます。

この羽毛ふとんのリフォームですけど、新品の羽毛ふとんに大きな価格差があるのと同様にリフォームにも大きな料金差が生じています。

例えば「リフォーム19,800円より」の様な料金を表示しているリフォームのチラシや広告を見た事がありませんか?

一方で当店はこの様に表示して広告を作ります。

「リフォーム料金の目安は38,600円から88,000円」

同じ羽毛ふとんのリフォームなんですけど、表示している料金に随分と差がありますよね。

今回はこの差の秘密を解説します。

【秘密その①】洗浄方法

羽毛ふとんのリフォームをざっくり説明すると「羽毛ふとんの中身を取り出して新しい側生地に入れ直す作業」なのですが、この取り出した中身をどうするかがまず1つ目の秘密です。

基本は洗浄します。通常リフォームを行うケースの羽毛布団は人が使っていますし、年数も経っていますので表面だけじゃなく中身の羽毛まで汚れていますからね。ただ、洗浄をしないケースもあるんです。買ったばかりなのに生地を傷つけて中身が吹き出してしまっているとか、急遽サイズを変更したいとか等ですかね。

よって、まず洗浄をするかしないかで料金差が生まれます。「リフォームの料金○○円より」みたいに最低料金を表示している広告は洗浄をしない場合の料金を表示している可能性があるって事ですね。

そして洗浄をする場合でも、

〔A〕羽毛を直接洗浄する場合

〔B〕羽毛を袋に入れて洗浄する場合

〔C〕羽毛ふとんの中身を取り出す前に洗浄する場合

と、洗浄方法にも種類があります。

当然、〔A〕の羽毛を直接洗浄する場合が一番手間が掛かりますので料金は高くなります。ただし、羽毛そのものが新品同様に再生される洗浄方法はこの〔A〕です。

最後に、これらの工程を個別に行うか、ある程度の数をまとめて行うかも料金の差になります。個別に行う場合は1枚当たりのコストが複数まとめて行う場合よりも当然高くなるので、料金も高くなります。

ちなみに当店では羽毛を直接洗浄するケースを大前提にしてリフォームは考えます。

直接洗浄するケースが大前提なのはリフォームの対象となる羽毛ふとんのほとんどが長年使っているからです。長年使っている羽毛ふとんが中身まで新品同様に再生されると思ってリフォームをご注文にいらっしゃるお客様が多いので、直接洗浄が大前提なのです。

その為、お客様のご要望や羽毛の状態に応じて洗浄しないというケースもありますよ。

また他人の羽毛と混ぜる訳にはいきませんから個別に管理するシステムを取っています。

【秘密その②】側生地

2つ目の秘密が新しくする側生地(がわきじ)です。この側生地も1種類ではなく、非常に多くの種類がありますので当然価格が異なってきます。

まずは側生地の素材に種類があります。羽毛ふとんに使われる側生地の主な素材は「綿」「絹」「ポリエステル」です。

当然素材ごとに価格は異なります。絶対にこの通りではありませんが、基本的に ポリエステル < 綿 <  という順に価格が高くなると思って下さい。

昔販売されていた羽毛ふとんは自然素材の綿100%や絹と綿を混ぜた生地がほとんどだったんですけど、最近は価格を下げるためにポリエステルを使った生地ばかりになってきました。新品の羽毛ふとんがそうなので、リフォームもそうなってきています。

ただポリエステルの生地を使うと布団が蒸れます。蒸れる布団は長時間快適に使う事が非常に困難になるのでオススメしません。

それと綿の生地の場合、その生地を作る際の綿糸の番手(太さ)の違い織り方の違いでも価格差が生じます。

これらの違いは側生地にした時の重量や布団として仕上げた時の肌沿いの違いに繋がってきます。

実際に使う時には布団カバーをするから側生地は何でも構わないと思って適当に選び、出来上がった羽毛ふとんの寝心地が今までと違い過ぎて愕然となってからじゃ遅いですよ。側生地を触り比べたり、持ち比べたり、新品を使って寝比べたりして、納得してから選ばれる事をオススメします。

それからキルティングも種類があります。羽毛ふとんを広げてみると、側生地にミシン目があって、一つの袋ではなく、小分けされた袋が合体している様な見た目をしている事が分かります。このミシンの掛け方(縫製の仕方)をキルティングと呼びます。

キルティングは住宅をイメージして下さい。羽毛ふとんの側生地が一つの住宅だとすると、この住宅は平屋で小部屋が沢山あります。小部屋を沢山用意するのは中に入れた羽毛が簡単にあっちこっち移動したら使い難いからです。

そして、この小部屋の数だったり、天井の高さだったり、小部屋をつなぐドアの大きさ、そのドアの開きやすさ、ドアを隠し扉にするケースもありますし、小部屋同士を隔てる壁の薄さや壊れやすさも関係します。更には平屋1階建てか2階建てか等の違いもあります。

この住宅の構造(キルティング)が複雑になれば価格は上がりますし、この住宅が建売住宅(大量生産された既に出来上がっている側生地)なのか注文住宅(注文ごとに仕立てる側生地)なのかでも異なります。

また側生地の生産地も価格差に関係します。日本国内で縫製して作る側生地と海外(主に中国)で大量に縫製して作る側生地では日本で縫製する方が価格が高くなります。

当店がこだわっている部分は素材です。快適な睡眠を提供する寝具を作るには寝具の吸湿性が良くないといけません。ポリエステルを使うと吸湿性が悪くなるので、それを使った側生地はリフォームには使いません。もちろん販売している新品も同様です。

キルティングはお客様のご要望に合わせますし、海外縫製の安価が側生地も選べる様にはなっています。ただ、海外縫製の安価な側生地は中の構造の耐久性が良くないので、その点は必ずお伝えします。

【秘密その③】足し羽毛

そして最後の秘密が足し羽毛です。リフォームでは一連の工程で羽毛が減ってしまう(再生不可状態の羽毛を除去する)ので、通常はその減った分の羽毛を補充(足し羽毛)するのです。

まず、この足し羽毛をするかどうかで料金差が生まれます。リフォーム後の羽毛ふとんは今までよりも薄くしたいケースでは足さなくてもOKですからね。

元の羽毛ふとんの新品時のボリューム(保温性)に戻したい場合は足します。この足す時にどんな種類(品質)の羽毛を足すかも料金差に繋がります。新品の羽毛ふとんも中の羽毛の種類(品質)で価格差が異なるのと同じですね。

通常は今使っている羽毛ふとんと同品質の中身を足します。品質表示が見える状態ならそれを参考にしますし、もし見えない場合は当店ですとミシン目を解いて中の羽毛を少し取り出し、羽毛を直接確認して予想します。

それからどれぐらい足すかでも変わってきます。減った分を足すでOKなのか、減った分よりも多く足して膨らみを出したいのかです。最近の新品の羽毛布団は中身の量を減らす事で安く見せている傾向にありますからね。冬用として新品を買ったのに保温力が無くて冬に使えないケースも出てきています。

当店の場合は足し羽毛として6種類の羽毛を準備して、その中から同品質の羽毛を入れる様にしています。

元のボリューム(保温性)に戻す場合は大体15%位を足す事になります。その割合をどう捉えるかはお客様次第なのですが、リフォーム後も普段使いを想定している方は大体同品質の羽毛を足しますよね。もちろん使い方や予算に応じて品質の異なる羽毛を入れる場合もありますよ。

今ではこうやってネットが発達しているので、チラシや広告で「あ、安い!」と思って急いで申し込む前に情報収集して欲しいですね。

店に持っていく場合なら、恐らくその店でこのBLOGの様な説明をされてチラシの価格からプラス2~3万円のリフォームを薦められると思います。当店はその様な表示方法だと申し込まれたお客様によっては心象を悪くされる場合があるので、チラシや広告の表示方法に気を付けているのです。

通販の様なスタイルでボタン一つで申し込む様な場合、今まで使ったいた羽毛ふとんと使い心地が全然違う羽毛ふとんになって戻ってくる可能性もあります。こちらは特に注意が必要です。布団は中身の状態が見えませんし、生地や中身の量の違いによる寝心地の差は使ってみないと分からないですからね。

そこでリフォームするかどうかの前段階として、

今使っている羽毛ふとんの状態や品質などを確かめたり

同じ品質の新品が今どれぐらいの価値があるのかを確かめる


『診断』というステップを踏む事をオススメします。

この診断は寝具専門店でもやらない店がありますけど当店はちゃんと行います。やらないと正確なリフォームが出来ませんし、リフォームする前の正確な「お見積り」も作れませんからね。

この診断やお見積りは無料で行いますのでお気軽にご相談下さい。

■当店の羽毛ふとんの作り直しに関して詳しくはこちら!
当店Webサイト(お手入れ)
『羽毛ふとんの作り直し(リフォーム)』

羽毛ふとんに関する相談はもちろん、睡眠や寝具に関するお悩みはささいな事から相談して頂いてOKです。電話やメール、各種SNSでも受け付けていますし、当店のアプリをダウンロードすれば「トーク」というチャット形式での相談も出来ます。お気軽にどうぞ。

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